こんにちは。業務課の高橋です。
寒い寒いと思っていましたが、
気付けばもうだいぶ暖かくなってきました。
梅の花も咲き始め、
桜前線が月替わりと共に宮城県まで北上してきそう。
春はもうすぐそこです。
春から私がまず連想するのは桜ですけれど、
桜が咲くのは3月から4月にかけて。
3月は卒業、
4月は入学・入社、
まったく正反対の出来事がある時期です。
どんなことを思い浮かべるのかは
人それぞれであると同時に、
住んでいる場所によって変わる気がします。
数えきれないほどたくさんある春の歌、
それを作った人がどこで
生まれ育ったかによって、
描かれている物語も違うからです。
例えば、いきものがかりの『SAKURA』は
旅立ち(おそらく高校卒業)の歌で、
作詞の水野良樹さんは神奈川出身。
とても好きな歌ですけれど、
宮城育ちとしては卒業式はまだ雪の印象が強く、
桜はどちらかと言えば入学式のイメージ。
お花見が新入社員の歓迎会を
兼ねていたりしたものです。
DreamsComeTrueの『4月の雨』は
北海道出身の吉田美和さん作詞で、
山に残る雪や雨の冷たさを感じつつ、
春のはじまりと共に4月に
生まれた人に想いを馳せる。
感覚的にはこちらのほうがしっくりきます。
※歌詞サイトは「歌ネット」を参照
とはいえ、温暖化のせいか
季節感も年々変わってきている実感もあるので、
いまの子どもたちが成長して
新しい歌を生み出す頃には、
宮城県の桜も卒業シーズンの
象徴になってしまう可能性もあるのかも。
それでもいつどこで咲く桜であっても
きれいなことに変わりはないので、
今年もたくさん愛でたいと思います。
弊社がある柴田町のしばた桜まつりは4月4日から17日まで。
船岡城址公園や一目千本桜を楽しみにいらっしゃいませんか。