こんにちは、保険課の阿部です。
明けましておめでとうございます。年初めは能登半島地震や航空機事故をはじめとする大きな衝撃からスタートしました。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
2011年東日本大震災を経験して、あの時のことを思い出しました。
当時、主人は閖上地区に勤めていて、海がすぐそばにありました。
地元ではありませんが、私も子供の頃から慣れ親しんだ場所なので、
昔の光景を今でも思い出します。
当日、ライフラインが途絶え、少ない情報の中、
親戚、友人、知人が心配して、携帯電話が繋がらない状態が続く中でも、
何度も何度も連絡をしてきてくれました。
もちろん、職場は跡形もなくなりました。
これからの仕事の事や、生活の事、たくさんの方々に助けていただき、
今現在閖上に戻り仕事を再開しています。
今でも多くの方々とのお付き合いをさせていただいておりますが、
当時のお心遣いに、本当に感謝しています。
私は当時、某生命保険会社に勤めていました。
生命保険会社なので、お客様に酷なことも少なからずありました。
安否確認が取れないお客様を何日も何日も探していた同僚もいました。
限界を通りこして、自分たちも生きていくのに必死だったのかもしれません。
今尚、多くの余震があり、
先行きの見えない生活への不安を抱えている多くの方々がいらっしゃいます。
自分一人きりではなく、必ず近くに支えてくださる方がいます。
親戚、友人、知人。
たまたま隣に居合わせた方がこれからの未来の大きな支えになってくれる方かもしれません。
また、他人事ではなく、自分自身が同じような経験をするかもしれないということ、
自分に出来る少しの勇気と行動で何かできることを。
まずは、もう一度身近な防災グッズの見直しから始めたいと思います。