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パラリンピック観戦いかがでしょう?

カイハツ ブログ

投稿者[仙南カイハツ 高橋]

真夏日、猛暑日が続き体調管理に気をつかう毎日ですね。

この暑い夏を東京オリンピックがますます熱くしている気がします。1年の延期で選手のみなさんも色々と難しいところもあったはずですが、始まってみれば過去最高のメダル数だとか。素晴らしい記録のみならず、印象的なプレーやシーンが数々あって、無観客なのがとても残念に思います。

そのオリンピックはもう終盤。
オリンピックに続いては8月24日からパラリンピックが始まります。いつもであればオリンピックほど注目も中継もされませんが、今回は自国開催。NHKをはじめ民放各局でもたくさん中継予定です。
おうち時間も長くなっていることですし、この機会に観戦してみるのはいかがでしょうか。

パラリンピックでは22競技539種目が実施されます(東京オリンピックは33競技339種目)。種目数が多いのは障害によるクラス分けが細かくあるからのようですね。

ボッチャ(目印のボールに向かって選手がボールを投げて得点を競う競技)やゴールボール(目隠しをしてボールを守りつつ、相手ゴールへの得点を狙う競技)のようにパラリンピック特有の競技もありますが、多くはシッティングバレー(座ったまま行うバレーボール)や5人制サッカー(ゴールキーパーと目隠しをした4人のフィールドプレーヤーで行う通称ブラインドサッカー)のように、一般の競技とルールの大きな違いはないので、馴染みやすいのではないかと思います。

私の“推し”は車いすバスケットボール。
パラリンピックでは花形競技のひとつと言われているそうですが、スピード感といい迫力といい、ぶつかり合いなどもはやほとんど格闘技。なにより、やはりチームスポーツは見てると燃えます!
一般のバスケとは基本的にはダブルドリブルがないだけでコートの広さもゴールの高さも変わりません。車いすに乗った状態であの高さのリングまでボールを投げること自体が驚きです(上腕が発達した選手が多いのも納得)
但し、車いすバスケ特有のルールが「クラス分け」です。選手は障がいの程度や身体能力によって、重いほうから順に1.0点から4.5点まで0.5点刻みで8クラスに分けられていて、コート上の5選手の合計点を14.0点以内としなくてはなりません。身体能力の高い選手だけでチームを組むわけにはいかないんですね。それぞれの得意プレーや役割分担をうまく生かして戦略を立て、選手交代を行うところも見どころです。

今大会の日本代表チームには宮城県ゆかりの方も多くいます。
仙台には宮城MAXという日本選手権11連覇中の偉大なチームがありますが、男女ともに12名ずつの代表選手のうち、男子代表の豊島英選手、藤本怜央選手、女子代表の藤井郁美選手、萩野真世選手が選ばれています(女子の2選手はSCRATCHという女子のみのチーム所属でもあります)。岩佐義明女子代表ヘッドコーチは宮城MAXを強豪チームに導いたその人で、山元町出身。
男子の過去最高成績は7位、女子は4位。今大会それを上回ることが期待されていますが、なによりも選手が納得できるゲームになることが一番。

パラリンピックは9月5日まで。
今年の“熱い”夏はまだまだ続きそうです。

東京2020パラリンピック競技大会 公式サイト
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/paralympics/

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