皆さんこんにちは、経理部の平間です。
経理部ではこの時期給与計算を行っております。
皆さんは給与明細書をじっくり眺めてみたことはありますか?
ほとんどの方が最初に見るところは差引支給額ではないでしょうか。
給与明細書は基本給や諸手当、通勤手当の合計が総支給額となり、そこから社会保険料、雇用保険料、所得税、住民税等が控除されて差引支給額となっています。
今回はその中で社会保険料についてお話ししたいと思います。
社会保険料には健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料があります。
各保険料は毎月変わるのではなく、毎年4月から6月の3か月間の平均給与で決まって9月(保険料控除は10月給与)から変更となります。
たまたまこの期間に残業が多くて総支給額が高くなった場合、1年間は高い保険料を支払わなければなりません。
しかし健康保険についは病気入院等で会社を休んで傷病手当金を請求する場合、手当の基礎となる日額も高くなるし、厚生年金についても将来もらえる年金額に反映されますので一概に損をしたとはいえません。
社会保険料の負担も大きくなっていますが、これから将来にわたっての生活の保障と思えば納得できるのではないでしょうか。