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共同住宅の立ち入り

サカモト ブログ

投稿者[管理課 大槻]

今年の夏も猛暑になると予想されており、
梅雨入り前のこの時期、
気温差が大きくなっておりますが、
皆さんお変わりはございませんか?

こんにちは、管理課の大槻茂男です。

今回は、「立ち入り」についてお話させていただきます。

アパート、マンション等の
一定規模を超える共同住宅では、
分譲、賃貸に関わらず、保守、保全等の理由で
「立ち入り」についての条文があります。

「立ち入り」の内容としては、
主には消防設備の点検が挙げられます。
年に2回(機器点検と総合点検)実施されます。

専有部分は契約者の個人的なエリアですので、
「何故?」と思われる方も多いと思いますが、
消防設備の点検は消防法で定められており、
お住まいの方の義務でもあります。
何より建物の安全を担保するために
実施されるもので、
点検を受けたか否かの履歴も残されますので、
万障お繰り合わせの上、
立ち入りには是非、ご協力していただきたいと思います。

消防がらみで消火器についてもちょこっと!

消火器には、加圧式と蓄圧式が有るのを
ご存じでしょうか?

加圧式は、
容器内に別のガス容器が設置されており、
レバーを握るとガス容器に穴が開き
本体内にガスが充填され
消火剤が噴射される仕組みです。

特徴は、レバーを強く握らないと噴射しないことです。
そのため、子供さんや高齢者には難しいです。

蓄圧式は、容器自体に
加圧ガスが充填されていますので、
レバーを握ると消火剤が噴射される仕組みです。
レバー付近に圧力ゲージが付いていますので、
こちらで見分けが付きます。

特徴は、レバーが軽く、
子供さんや高齢者でも扱い易いです。

近年では、加圧式に事故が多いことから、
蓄圧式のものが増えております。

消火器を使っての消火のポイントは、
火元に対してほうきで掃く様に噴射し、
火と空気(酸素)を遮断する様にすることです。

消防設備のお世話にならない事が一番ですが、
万が一火災に遭遇した時に
思い出していただければ幸いです!

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