こんにちは、管理部の加藤です。
今回は我が家の正月飾りのご報告です。
我が家では毎年玄関にしめ飾りを飾って新年を迎えます。
しめ縄は神様が降りた神聖な場所を示すもの。
これが張ってあるところには、
不浄のものや悪霊は入れないとされており、
一種の防御壁・魔除けの役割を果たしていて、
しめ飾りを玄関に飾るのは、
ここが歳神様を迎える家だということを表すためだそうです。
玄関のしめ飾りも最近は様々なデザインのものが出てきており
我が家でも家族がシンプルな形のものを選んでくるようになりました。
私の実家では昔祖父が生きていたころは
自宅の玄関や神棚、車に飾るしめ飾りは全て手作りでした。
そのころ小学生だった私は
祖父から縄の綯い方(ないかた→作り方)を教わりました。
*(しめ飾りまではできません)
神棚や台所、物置、裏門扉には輪飾りを飾ります。
神棚には両脇に松の葉の枝も飾ります。
鏡餅は一昨年まで自分が臼でついた餅をお供えしていましたが
臼と杵が古くなって使えなくなりましたので
今は購入したものをお供えしています。
我が家も父が元気だったころ餅は臼でついていましたが
その後は餅つき機を使っていました。
臼でついた美味しい餅を子供たちにも食べさせたいと思い復活させて自分でついていました。
先日近くのアパートでしめ飾りを付けた車を見て
昔は皆やっていたなと懐かしく思いました。
最近は近所でも
玄関にしめ飾りをするところは少なくなってきましたが
季節の行事や風習を大切にした暮らしを
これからも続けていきたいと考えています。
今年の正月飾りは昨日地元のどんと祭でお焚き上げしてきました。
寒さも厳しくなって来ましたので皆様どうぞご自愛ください。