震災復興に携わった現場を見てきて
こんにちは、管理課の村上です。
早いもので、震災が起きてから12年が経ちました。
先日、連休を利用し震災復興に携わった現場(大船渡)を見に行ってきました。
昨年空き地だった所にも建物が建ち、12年前にほぼ毎日通っていたお弁当屋さんも今も変わらず営業されていました。
現場仕事だったこともあり、330円と340円の弁当を2個一緒に食べていたことを思い出し、懐かしい気持ちになりました。
夜、ホテルの近くにある焼肉屋さんでそんな話をしたところ、
『その節はありがとうございました。』とそこの店主に言われとても嬉しかったのと同時に、
当時親族や大切な人を失い辛い日々を送っていたこと、
そんな震災に遭われた人達の為に何かを、と思いながらがむしゃらに働いていたことを思い出しました。
あれから10年以上経った今でも「ありがとう」と言ってもらえるような事をすることができ、なんだか嬉しくなりました。
あの当時、大変ではありましたが、復興に携わる仕事ができて本当に良かったと思っています。
帰りの道中、車でその人が好きだった曲を聴いていたら
『村上くん、もう40(才)になったんだね。』と天国からそいつに言われてるような気がしてきました。
久しぶりにまた心配されてるのかと思ったら背筋が伸びる思いをしました(笑)。
これからは心配されないよう、今よりもしっかりしなければと思っています。
震災で辛い思いをしてから12年という月日が経ちました。
皆さんも私も、想いや考え方は人それぞれだと思います。
それをマイナスに、またプラスにするのも最終的にはその人(自分次第)だと思います。
今回の大船渡への旅は私にとって、
後者の考え方・行動をしていきたいと改めて思うことができた、有意義で意味のある2日間になりました。
皆さんも、思い入れのある場所で当時を振り返ってみてはいかがでしょうか?
もしかしたら新しい何かを見つけることができるかもしれません。