こんにちは。坂元植林総務部の安倍です。
総務の業務でも重要なもののひとつが社員の健康診断の手配と結果管理です。
サカモトグループでは6月から本格的に健康診断を開始していきますが、
その手配準備のために今の時期くらいから書類等を整理し始めます。
先日も私の方で手配準備のために、受診依頼票や予約カレンダー、受診内容の管理表、請求先リスト等を作成しましたが、
これらは全てマイクロソフトの「Excel」を使って作成しました。
健康診断だけでなく、総務の業務ではExcelを使用する頻度が非常に高いです。
管理表(リスト)や集計が多いので、Excelがスムースに使えることは非常に大切です。
Excelスキルの磨き方はいくつかあると思いますが、
私のオススメは「神速Excel」(中田元樹:著)という書籍です。
こちらの書籍は、一般的なExcel指南書とは一味違います。
Excelの操作方法だけではなく、スピード感のあるExcel操作を習得するための考え方「ノーマウスポリシー」も学ぶことができます。
この「ノーマウスポリシー」、スピードと正確性を高めるのに大変効果が高いのです。
表紙に1時間→5分と書いてあり、そんなばかな、と思いましたが、強ち冗談ではありませんでした。
「ノーマウスポリシー」という一貫性のあるテーマに沿いつつ、基礎からExcelスキルを学んでいく構成になっているので、
Excelを初めて学ぶ人にも、ある程度Excelに使い慣れた人にも、幅広い層の役に立つ書籍だと思います。
一つ、具体的に私がこの書籍から学んでずっと使っている内容を紹介させていただきます。
『嫌なことがあったら、「Esc」(エスケープ)!』です。
例えば、セルへの入力中に入力ミスをしたときに、
キーボード左上のEsc(エスケープ)を押せば、編集前の状態に戻すことができます。
このEscキーはかなり便利で、
ファイルを保存するときに出てくるメッセージボックスを閉じたいときや、
セルのコピーをしたときにコピー状態を解除したいときにも、
Escキーを1回押すだけで解除ができます。
とにかく何か困ったことが起きたときや、間違って出してしまった機能を消したいときは、
Escキーを押すことで解決できるのです。
Ctrl+zで間違えた操作を元に戻すショートカットキーはよく知られているかもしれませんが、
間違えて使った機能を解除するEscキーはなかなか使いこなせていない人も多いのではないでしょうか。
こちら、かなり便利です。
このようにかゆいところに手が届くような内容が詰まっております。
Excelを仕事でよく使う方は、ぜひこちらの「神速Excel」を試してみるのはいかがでしょうか。