広告用の写真撮影

こんにちは 経営企画室の赤塚です。

今日は、撮影のお話。

先日、坂元植林の家 なとりりんくうタウン 木の心モデルハウスの外観写真を撮影してきました。

建築からもう5年近く経過している建物ですので、
個人的には見慣れてしまった感がありました。

そこで、
今回は今まで撮影していないアングル・高さから撮影しようと、
倉庫にある一番背の高い脚立を用意し、お昼からモデルハウスに行って、どこから撮影しようか、頭を悩ませておりました。

いろんな位置からとりあえず撮影。

これじゃないなぁ。


これでもないなぁ。

撮影の様子

写真のアングルを決め、いったん三脚は使わずに手持ちで撮影。


これはいいかも。

ある程度位置を決めたら、三脚を脚立に固定し、さっき手で撮った位置にカメラが来るように微調整。
この微調整がまた大変です。数センチ、前後左右上下にずれるだけで、写真の雰囲気は大きく変わってしまいます。

それから、倉庫や室内から、雰囲気を出すための椅子やテーブル、アウトドア用品を選びながら並べ、
日が暮れるのを待ちます。

少し日が落ちてくると、こんな感じの写真が取れるようになってきます。

すっかり日が落ちると、こんな感じ。

こちらの2枚は、その前にアングルを確定した写真から、目線を数センチ落としています。
数センチ目線を落とすだけで、これだけ写真の印象が変わります。
違いが判りますか?

目線を落としたことで、建物の上部が小さく映り、下部が大きくなります。
屋根のラインも建物の芯を捉えて撮影することで、よりきれいに見えます。

日が落ちきる前のいわゆる「薄暮」の時間にとったものは、室内の明かりが印象的な色で写り、建物のディティールもある程度写すことができていますね。

対して、
日が落ちてから撮影したものは、室内の明かりがより自然に写り、軒裏などのディティールがつぶれてしまい写っていません。

どちらが好きかは好みですし、どんな印象を持たせたいかで、使う写真は変わってきます。

ここから、明るさの微調整などを繰り返し、さらにデザイナーに依頼して、広告として仕上げていきます。

出来上がりは、2018/1/3に仙南エリアの新聞5万部くらい折り込まれます。お楽しみに

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