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地鎮祭

サカモト ブログ

投稿者[設計 乾]

穏やかで春らしい日が多くなってきましたね。
皆さんはお花見に行かれましたか?先日、柴田町内は町中が
優しいピンク色に包まれ、天気も良く絶好のお花見日和となりました。
その他にも八重桜やレンギョウ、芝桜なども咲き出し、ますます春を
感じる今日この頃です。
写真①_R
さて、本日は丸森町にて地鎮祭が執り行われ、出席させて頂きました。
今日この日を迎える為に、さまざまな事を施主様と一緒に検討してきました。
S様、本日は誠におめでとうございます!
朝から本当にいい天気で、出席されたどの方も笑顔で印象的な日となりました。
写真②_R

みなさんは『地鎮祭』に出席された事はありますか?今日はそのお話しを
してみますね。『地鎮祭』とは建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や
家の繁栄を土地の神様に祈る儀式のことを言います。宮司さんをお招きし、
祭壇にお供物をお供えし、祝詞をあげ、お祓い・お浄め、地鎮の犠、玉串奉天
をし、工事の無事をお祈りするという流れになります。

準備物はまず、1間半四方に青竹を4本立て、しめ縄を張ります。しめ縄には
紙垂(かみしで)を挟み込みます。次に祭壇を設置します。祭壇にはお米やお酒、
鯛や野菜、果物、塩、水などが備えられます。側らには盛り砂を山状に整え、
小さめの竹などを立てておきます。
写真③_R

続いて祭事中は、宮司さんがお祓い、祝詞をあげて下さりする中で、合図があった時に
出席者が頭を下げたりします。また、地鎮の犠では、はじめて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、
初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、初めて土をならず「土均(つちならし)」
を行います。施主様、大工さん、施工会社などが鎌、鋤、鍬を模した神具を持って
「エイ!エイ!エイッ!」の掛け声で草を刈ったり、砂山を掘ったりします。
写真④_R写真⑥_R

次は出席者が玉串(榊)を祭壇に捧げ、二礼二拍手一礼をしお祈りをします。
お祓い等が全て終わってから「直会(なおらい)の犠」があり、みんなでお神酒(おみき)
を頂きます。日本酒なのでドライバーや飲酒できない方は器に口を軽く添え頂く
真似をします。以上で地鎮祭の完了となります。
写真⑤_R

初めての施主様が多く、戸惑われてしまう事が多いですが、ご心配なさらなくても
大丈夫です。宮司さんが親切に教えて下さいますし、私たちにお問い合わせ頂いても
構いませんので。地鎮祭が終わると工程を調整し、近いうちに着工となります。

S様、近いうちに着工となりますが、安全確実に工事を進めて参りますので、
引き続き宜しくお願い申し上げます。

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