穏やかで春らしい日が多くなってきましたね。
皆さんはお花見に行かれましたか?先日、柴田町内は町中が
優しいピンク色に包まれ、天気も良く絶好のお花見日和となりました。
その他にも八重桜やレンギョウ、芝桜なども咲き出し、ますます春を
感じる今日この頃です。
さて、本日は丸森町にて地鎮祭が執り行われ、出席させて頂きました。
今日この日を迎える為に、さまざまな事を施主様と一緒に検討してきました。
S様、本日は誠におめでとうございます!
朝から本当にいい天気で、出席されたどの方も笑顔で印象的な日となりました。
みなさんは『地鎮祭』に出席された事はありますか?今日はそのお話しを
してみますね。『地鎮祭』とは建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や
家の繁栄を土地の神様に祈る儀式のことを言います。宮司さんをお招きし、
祭壇にお供物をお供えし、祝詞をあげ、お祓い・お浄め、地鎮の犠、玉串奉天
をし、工事の無事をお祈りするという流れになります。
準備物はまず、1間半四方に青竹を4本立て、しめ縄を張ります。しめ縄には
紙垂(かみしで)を挟み込みます。次に祭壇を設置します。祭壇にはお米やお酒、
鯛や野菜、果物、塩、水などが備えられます。側らには盛り砂を山状に整え、
小さめの竹などを立てておきます。
続いて祭事中は、宮司さんがお祓い、祝詞をあげて下さりする中で、合図があった時に
出席者が頭を下げたりします。また、地鎮の犠では、はじめて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、
初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、初めて土をならず「土均(つちならし)」
を行います。施主様、大工さん、施工会社などが鎌、鋤、鍬を模した神具を持って
「エイ!エイ!エイッ!」の掛け声で草を刈ったり、砂山を掘ったりします。
次は出席者が玉串(榊)を祭壇に捧げ、二礼二拍手一礼をしお祈りをします。
お祓い等が全て終わってから「直会(なおらい)の犠」があり、みんなでお神酒(おみき)
を頂きます。日本酒なのでドライバーや飲酒できない方は器に口を軽く添え頂く
真似をします。以上で地鎮祭の完了となります。
初めての施主様が多く、戸惑われてしまう事が多いですが、ご心配なさらなくても
大丈夫です。宮司さんが親切に教えて下さいますし、私たちにお問い合わせ頂いても
構いませんので。地鎮祭が終わると工程を調整し、近いうちに着工となります。
S様、近いうちに着工となりますが、安全確実に工事を進めて参りますので、
引き続き宜しくお願い申し上げます。