秋の味覚 ~柿の収穫~
こんにちは、管理部の加藤です。
食欲の秋ですので今回は秋の味覚についてのご報告です。
私の秋の味覚の一つに柿があります。
それも実家に1本だけ残っている古い柿の木です。
毎年この時期になると柿の実がなりますが、
渋柿ですので収穫してから美味しく食べられるように手を加えます。
もぎ取りは高所まで届いて作業が出来る道具を使います。
今年は暑さのせいか数が少ないのと
例年より早く熟し始めて柔らかくなり使えない実が多かった為
まだ硬いものだけ選別して収穫しました。
この渋柿のヘタの部分に一個ずつ専用の焼酎をつけます。
これをビニール袋に入れておくと
一週間ほどで渋みが抜けて美味しい柿に変わります。
もうひとつは干し柿づくりです。
今回はとりあえず焼酎につけた残りの分だけで作りました。
柿の皮をむいて軒下につるしておくと
2ヶ月程で美味しい干し柿になります。
ただ気温が高いと表面に白い粉がでにくく、べたついていい干し柿にはなりません、
果たして今年は大丈夫でしょうか。
*例年干し柿づくりは10月末~11月初めごろにしています。
今年もその時期に干し柿に出来そうな実が残っていれば追加して作りたいと思います。
渋柿を美味しく食べる方法もそうですが
日常生活の中では先人の知恵に感心させられることがよくあります。
これからも季節を感じる暮らしを大切にして行きたいと思います。
急に涼しくなって来ましたので皆様どうぞご自愛ください。