仕事と子育て
今年の日本アカデミー賞で、最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラさん。
その受賞スピーチでは、女優業という不規則な仕事と家庭の両立について悩んでいたことが明かされ、
涙で言葉を詰まらせながら「(引退も考えたが)悩みつつ、その都度家族で会議しながら、これからもまた頑張れたらいいな」と、話していた姿に強く心を打たれました。
私は今、1歳と2歳の子供がいます。
チームの繁忙期にも関わらず、子どもが体調を崩して急遽仕事を休むことになったり、
時短勤務の為、タスクの処理に費やせる時間は限られていたりと、ジレンマを感じる場面は多くあります。
確かに、仕事と子育ての両立は簡単なものではありません。
しかし、子育てをしながら仕事をするという経験は、私自身を様々な面で大きく成長させてくれるものだと感じています。
例えば、仕事の時間は限られているからこそ、作業効率を上げる工夫や、スケジュール管理、業務が属人化しない仕組み作り等、
以前よりも時間の使い方や仕事の進め方はブラッシュアップされたと思っています。
また、日々予測不可能なことをする子供達と関わっていると「想定外」に対する許容範囲が広がり、柔軟な対応力が付き、
それが仕事の場面においても活きているような気がします。
「幼児期の今が一番大変な時だけど、あっという間に子どもは大きくなるから、大丈夫よ!」
職場の方々の温かい言葉に励まされながら、理解や配慮をしてくださる環境に感謝し、
これからも仕事において出来る限りのパフォーマンスを発揮出来るよう、しっかりと頑張っていきたいと思います!