同じ?じゃない?!
こんにちは、木材課 佐藤です。
聞き飽きたかもしれませんが、暑いですね。もう夏真っ盛り、
蝉もうるさいくらい鳴くようになってきました。
マスクをしていると、のどが渇きにくいらしいので、意識して水分補給、
熱中症予防していきましょう。
さて、ここに二枚の写真があります。
同じ材種、同じ寸法、同じ長さにしてありますが、種類別にしています。
どこが違うでしょうか?
正解は、丸太の芯があるか、ないかです。
どちらも、柱として使いますが、あるなしでは木の性質、つまり狂い方が違います。
芯があるほうは、曲がりにくく、乾燥割れしやすい、比較的ねじれやすい。
ないほうは、曲がりやすく、乾燥割れしにくい、特徴を持っています。
なので、芯ありは、割れにくい様に背割れ加工をしたり、
さっき、同じ寸法と書きましたが、芯なしの方は曲がりやすいので若干大きいです。
(もちろん、仕上がりは同じ)
使い方、使われ方、見え方など、同じ部材でも使い分けをしています。
一本の丸太から、どこに、どのように使われるか、考えながら製材しています。
その分見極めも難しいですが・・・頑張ります。
佐藤でした。それでは また。